PROFILE

カメラを始めるきっかけは、
大好きな鉄道の姿を写真にして残すことでした。
心動く出会いによって、印象深い映像が浮かびあがり、それを写真に定着する。
このプロセスは個人的な撮影でも、仕事の撮影においても、変わりありません。
写真を撮る動機としては、
ごくあたりまえのことかもしれませんが、
このごくあたりまえの心持ちを大切にしながら、
これからも新たな写真を撮っていきたいと思います。

湯浅 啓

1968年、石川県金沢市生まれ。会社勤務を経て、1995年、写真家として独立。雑誌や広告の撮影を中心に活動を行っている。ライフワークとして、北陸の暮らしとともにある鉄道情景や、能登の風土を伝える撮影を続けている。
各地で写真展を多数開催。2005年・写真集『能登線日和』、2008年・写真集『能登線憧景』、2015年・写真集『のと鉄道』を出版。2013年・金沢ADCグランプリ受賞、2016年・造本装幀コンクール入賞。